日本で行われているコレステロール低下医療の歴史
2010年6月1日に日本脂質栄養学会の奧山治美博士が、
『長寿のためのコレステロール ガイドライン 2010年版』 を出版すると、
日本医師会では10月20日の定例記者会見においてこれを話題にしました。
そして2010年10月22日金曜日の 「日医FAXニュース」には、
「日本脂質栄養学会のGLに異議 原中会長」の見出しで、原中勝征会長、
高久文麿日本医学会会長、寺本民生日本動脈硬化学会副理事長が記者会見に参加した、
という記事が掲載されています。
この「日医FAXニュース」では、日本脂質栄養学会が発表した
『長寿のためのコレステロールガイドライン2010年版』 に対する
日本医師会の見解を明らかにしたのです。
つまり、日本医師会、日本医学会、日本動脈硬化学会では、
コレステロール低下医療を行っていることを明らかにしました。
ここで忘れてならないことはウフェ・ダウンスコウ博士が
“コレステロール低下医療を支持する科学的証拠は存在しない” と、
“THINCS”において述べていることです。
いっぽう1980年以来、
日本では “コレステロールは低ければ低いほどよい” として、スタチン服用を指導しています。
これに対して日本脂質栄養学会では、コレステロール善人説の立場にあり、
すべてのコレステロール低下薬の処方と服用を否定しているのです。
『脳心血管病予防に関する包括的リスク管理チャート2015』は、
2015年04月11日にプレス発表され、約30万人の医師に配布されました。
参加した学会は、日本内科学会、日本疫学会、日本高血圧学会、日本循環器学会、日本腎臓学会、
日本体力医学会、日本糖尿病学会、日本動脈硬化学会、日本脳卒中学会、日本肥満学会、
日本老年医学会の計11の学会と、日本医学会、日本医師会の計13の組織でした。
ここでも、“コレステロール値は低ければ低いほど良い”として扱われています。
そして4年後の2019年に 『脳心血管病予防に関する包括的リスク管理チャート2019年版』 が、
新たに脳心血管病協議会から出版されました。
ここでも “コレステロール値は低ければ低いほど良い” として扱われています。
参加学会は、脳心血管病予防に関する包括的リスク管理チャート 2015』 の11学会と、
日本神経学会、日本総合健診医学会、日本痛風・尿酸核酸学会が加わった計14の学会です。
ところがこの2019年版では、この学会名を法人名で紹介してあるのです。
日本高血圧学会だけは、特定非営利活動法人日本高血圧学会として記載されていますが、
残りの13学会は、一般社団法人として記載されています。
日本医学会も、一般社団法人日本医学会連合として登録されているのです。
そして日本医師会は、編集協力:公益社団法人日本医師会として登録されてます。
何故?法人名で学会を紹介しなければならなかったのでしょうか。
学術的な理由があれば教えてください。
さて 『脳心血管病予防に関する包括的リスク管理チャート』は、何年ごとに発表されているのでしょうか?
ここに、2025年版があることがわかりました。
『脳心血管病予防に関する包括的管理チャート2025』を紹介しましょう。
この2025年版に参加した学会は、日本栄養改善学会、日本栄養・食糧学会、日本小児科学会、
日本心臓血管外科学会、日本痛風・尿酸核酸学会、日本未病学会、
日本疫学会、日本高血圧学会、日本循環器学会、日本神経学会、日本腎臓学会、日本体力医学会、
日本糖尿病学会、日本動脈硬化学会、日本内科学会、日本肥満学会、日本老年医学会の計17学会。
それに編集協力:日本医師会とありますが、日本医学会の記録はありません。
日本医学会の存在はどうなったのでしょうか?
1980年から2017年までの37年間に、
日本で亡くなられた方の死因として考えられるのは、
老化の他にスタチンの服用をどうしても挙げなければいけません。
そして今現在スタチンを服用している方にも同じようなことが考えられます。
何はともあれ、長寿を願うなら、まずスタチンの服用は止めるべきです。
長寿を願うなら、まずスタチンの服用は止めるべき!!